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細かすぎて伝わらない地味な修正点 第5弾
藤澤ディレクターの「細かすぎて伝わらない地味な修正点紹介コーナー」の第5回
地味祭 -THE FINAL-
「アストルティアの星よ 地味に輝け」
地味祭、最後の最後
これが、最後を飾る地味です。
これは、ギストリス城 2階(E-7) 会議室にいるフッフッリです。
フッフッリを見に行ってもらえると一発で分かります。
バージョン1.5に変更されるフッフッリ
別の角度で見るとこうなります。
本を読んでいますが・・・
バージョン1.4までのフッフッリ
フッフッリは、
なんと!
バージョン1.4まで・・・
背表紙を見ていたっ!
これは、
決してバグでは無く・・・
バージョン1.4まで、
フッフッリは「背表紙」を見ていたのですっ!
そして・・・
バージョン1.5で、
ようやく、
読み始めた・・・
会場:
ずっと見てたんかい・・・!?
本の値段とか見ていたんですね・・・
たぶん、ずっと欲しかったんだと思います。
※バージョン1.4まで、フッフッリは、まばたきもしつつ、口を開けながらずーっと背表紙を見続けています。
Ver1.4のフッフッリ
※ちなみに、フッフッリは、メギストリス城のシナリオクリア前と後では、メッセージが違います。
クリア前:
「我が国では 幾度となく 困難に見舞われました。
それを救ったのは 代々の王。
そう 伝説の英雄 フォステイルもまた
数百年前の メギストリス王だったのです。
フォステイルは 楽器を奏で 未来を予知し
そして・・・大陸を救うため 王家の儀式を
編み出したのだと 言われております」
クリア後:
「我が国が困難に見舞われる度、代々の王がメギストリス王国を救いました。
伝説の英雄 フォステイル
救国の王 プーポッパン
そしてこれからは・・・(略」
※背表紙の値段を見ながら、国を憂いていたんですね・・・
地味ネタは以上ですっ!
地味祭、最後に・・・
開発内では、プランナーがゲームを面白くしようと常にいろいろ考えているんですけど、
コンピューターで動くものなので、どうしても技術陣の努力が必要で、特にテクニカルディレクターの青山さんは、技術面でドラゴンクエスト10を支えているだけでなく、いつも懐深くプランナーの意見を受け止めてくれる人で、「お客さんが喜ぶからこういう修正をやりたい」と言うと、いつも最後には「必要な修正なのでやりましょう」と言ってくれるんです。
プランナーが最後の最後までプレーヤーの為にこれだけはやっておきたいという集大成が「地味な修正点」なのです。
地味祭はこれで一旦終わりますが、地味な修正はまだまだ続きますので、今後もドラゴンクエスト10を引き続きよろしくお願いします。
地味祭5の余談・・・
映像の楽しさを画像と文章で表現するのはなかなか難しいのですが、今回 地味祭が最終回とのことで、現場の雰囲気をできるだけ分かりやすくお伝えするべく、他の攻略を差し置いて3日かけてコンテンツをアップしました。
地味祭は終始和やかな半ギレムードの笑いに包まれ、とても楽しいイベントとなっておりました。
その雰囲気が少しでもお伝えできていれば幸いです。
このような地味コンテンツを最後までご精読いただきありがとうございました。
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